動画サイト「第2日テレ」初の黒字 1月、地上波と連携効果
日本テレビ放送網がインターネット上で展開している動画配信サイト「第2日本テレビ」が1月に初めて単月黒字になった。スポンサー企業の意向に沿った独自コンテンツを制作し、地上波テレビと連携して配信する営業手法を開発。ネット上のほとんどの動画配信サービスが赤字運営とみられる中で、いち早く採算ラインに乗せた。2010年3月期は通期で黒字化できるとみている。
第2日テレは05年に有料配信サービスとして立ち上げたが、利用者数が伸びず、07年までにすべて無料配信にした。現在はスポンサー企業の商品が露出するバラエティー番組やドラマを独自制作し、これをサイトと同時期に地上波のCMや深夜番組でも紹介する手法で収入を増やしている。NTTドコモ提供のドラマなどを配信した1月は初めて数千万円の単月黒字に転換した。(NIKKEI NET)
テレビ放送の将来を占う上で、注目すべきニュースだと思います。
ネット上で無料で「放送」をしても利益を出すことは可能なのですね。日本テレビが証明してくれました。有料放送でなければダメだとか、ネット上へコンテンツを流すとコピーされてしまうからダメだとか、そういう論理は言い訳に過ぎなかったわけです。
大切なのは、面白いコンテンツをいかに製作できるかというコンテンツ力、そのコンテンツ中でスポンサーの意向に沿った商品アピールをどこまでできるかというコンテンツ制作力、そして何より大切なのはスポンサーを獲得する営業力、この3つだったということでしょうね。ある意味テレビ放送の基本と同じだったわけです。ネットだから、何かが特別だというわけではなかったようですね。
いままでネット企業もこういったビジネスにはトライしてきたわけですが、やはりなんと言っても、コンテンツ力に欠け、営業力もあまり無いという状況で上手くいかなかったのだと思います。
今後ネット上に乗っかってテレビ放送を続けて行くのは、既存のテレビ局になるのかもしれませんね。



